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(チャミペン)サスム&(ユノペン)ホランイです。
東方神起ユノとチャンミン2人の応援をしています。

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東方神起サランへ♡2人の妄想小説です。時々、R18有り。
続)いちご組シムチャンミン〜メリクリ編〜
続)いちご組シムチャンミン〜メリクリ編〜












現実なのか。夢なのか。


現実の境界線を、君が去らう。


季節が巡り巡っても。


潤んだ君の瞳が、濡れた唇が、消せない。




理性に逆らうように想いが、強くなっていく。目を閉じても出会う笑顔に、意識が遠くなる。



手招く君。



俺は、フェンスを飛び越えて、元教え子で、一回り以上年下の、君のその手を掴んだ。










「期末テストどうだった?」

「楽勝です♫」


元々頭が良い上に、真面目に学業に取り組むから。学校の成績はトップクラスらしい。世間一般の高校3年生は、死にもの狂いで受験勉強をしているだろうこの時期。既に某有名大学の推薦チケットを手にした、目の中に入れても痛くない可愛い俺の恋人は、忠犬ハチ公のように俺に会う為、保育園に通っている。



「そんなことより、LINEで言ってた相談って?」

「クリスマスなんだけどさ、、、」



相変わらずのフェンス越し。チャンミンが、ガシッとフェンスを掴んで。まるでサンタを心待ちにしている子供のようにキラキラと瞳を輝かせた。


、、、絶対、期待してるだろ。


その瞳が曇るのが怖い。信じてたサンタの種明かしをするような気分で、怖る、怖るその続きを口にした。


「俺、その日、仕事で、、、、」

「、、、うん」

「ちょっと、頼みたいことがあって、、、」

「、、、うん」

少しづつチャンミンの頭が垂れていく。
ああ、マズい。

「、、、学校休みだったら」

「うん」

「ちょっと手伝って欲しいんだけど」

「何を?」

「、、、トナカイになってくれない?」

「はぁ???」


ガバリと顔をあげ、口をぽかんと開けたチャンミンに、俺は手を合わせて頼んだ。









俺の一方的なお願いを渋々受け入れてくれたチャンミンが、やってきた久しぶりのフェンスの中。


「おかえり」

「ただいま」


サンタの衣装を着た俺を見て、チャンミンがクスクス肩を揺らして笑う。


「髭までついてるしっ」

「なかなか様になってるだろっ」

「うん。似合ってる。昔、僕が、ユノ先生でしょ。って聞いても、頑なに、サンタだって言い張ったの覚えてる?」

「あはは〜は〜。俺、今日もユノ先生じゃなくて、サンタだから」

「わかってる」


保育園の玄関先で、そんな昔話に花を咲かせていると、ちらほらとやってきた手の空いてる職員達にチャンミンは手厚い歓迎を受け、揉みくちゃにされていた。




みんな、卒園生が、園のイベントに参加してくれるのを喜んでいたし。それに、チャンミンはこの園では、ちょっとしたレジェンドだ。『待つ人』ミレーが描いた老婆ではないけど、夕焼けを背に、フェンス越しに俺を待つ姿は、絵画のようだった。






チャンミンは、いちご組の教室に入ると懐かしそうに辺りをキョロキョロ見回していた。


「椅子とか、机とか、こんな小さかったけ?」

「チャンミンが、デカくなったんだよ」

「そっか。そういえば、園児達は?」

「ホールにいるよ。みんな心待ちにしてる。チャンミンの衣装はこれね」


チャンミンは渡されたトナカイの着ぐるみをまじまじと見て。がくりと首を垂らした。


「、、、本気?」

「本気。可愛いだろ。着替えたら、そこ座って待ってて。俺、ソリの準備してくるから」


ソリを引きながらいちご組の教室に戻ると、トナカイの着ぐるみに着替えたチャンミンが、園児用の椅子に長い足を弄ぶように座っている。それだけでも、可愛くて、愛おしくて、目を細める俺。


「お待たせ」

「昔、ソリなんて出動してたっけ?」

「年々進化してるんだよ。俺が、作ったの。ソリに車輪つけてさ。なかなかでしょ」

「ユノヒョン、エジソンだもんね」

「エジソンってほどじゃないけどな」

「なんか、タイムスリップしたいみたい。ユノヒョンがいて、この椅子に机に、匂いとか。それに、このエプロンのうさぎも」


先程、サンタの衣装に着替える為に脱ぎ、無造作に椅子にかけたピンクのエプロン。俺の、制服みたいなものだ。


「コレ、何代めのうさぎ?」

「あ〜。何代めだろ?」

「これって、アイロンでつけてるの?」

「うん。可愛いだろ?」

「次は、つける時は、僕にやらせて?」

「いいよ」

「イエス!!」

そんなことで、トナカイの着ぐるみでガッツポーズかますチャンミン。いちいち、可愛くて困る。


「チャンミン、顔貸して」

「なに?」

「真っ赤なお鼻の〜♫トナイカイさんは〜♫」

「まさか、、、」

「うん、そのまさか」

「着ぐるみで十分だと思うけど、、、」

「トナカイの鼻は赤くないとダメだろ」

「、、、嫌です」

「俺に任せて♡」

「はぁ〜」


諦めたのか、目を瞑ったチャンミンの鼻を、フェイスペインティング用のペンで、真っ赤に染めた。



「OK〜♫ 完璧♫」



赤い鼻に負けないくらい頬を真っ赤にして、大きなどんぐり眼で見上げるチャンミン。

もう、頭の天辺から、つま先までガブリと食べたいぐらい。せめてチャンミンが高校を卒業するまでは、清く正しく健全なお付き合いをしよう。と神に誓ったはずなのに。とは言っても、キスはしてるけど。それはギリギリセーフだと決めたボーダーライン。


邪心の塊を飲み込むように。俺はゴクリと喉を鳴らした。


「ユノヒョン、そろそろ行かないと、子供達、待ってるんじゃ?」

「、、、そうだった」

「そうだったって、、、」

「トナカイ、行くぞ!」



俺は、チャンミンの手を引き、勢いよく立ち上がらせると、力強くハイタッチをして、絡めた手をそのままに、胸をドンっと付き合わせた。








真っ赤なお鼻の〜♫トナイカイさんは〜♫


園児達へのプレゼントをパンパンに白い袋に詰めて背負った俺が、ソリに乗り歌う。


いつも〜みんなの〜♫笑いもの〜♫


俺を乗せたソリを懸命に引っ張りながら、チャンミンが歌う。


「重っ!!」


もちろん、余計な一言は欠かさないチャンミン。



子供達が待ってるホールへと続く廊下に、トナカイとサンタの歌声が響いてた。








Merry〜〜〜♫ Christmas〜〜♫





子供達が、弾ける笑顔で迎えてくれる。



「わ〜〜〜〜っ!!!!サンタさんに、トナカイさんだぁ〜〜!!!」




俺が目配せをすると、チャンミンが小さく頷く。



「Merry!Christmas!!!!」



2人で声を揃えて言うと、より一層歓声が大きくなった。



初めて見たサンタに口をぽかんと開けてる子も。ビックリして、半べそをかいてる子も。無邪気な笑顔を向けてくれる子も。感の鋭い子は、俺の声に反応して。あの頃のチャンミンみたいに。「ユノ先生〜〜!」と叫んでいる。


お決まりのように、「違う。違う。サンタだから」と言うと、そんな俺を見て、チャンミンがクスクス笑う。



俺が、パチンと指を鳴らしたのを合図にピアノの演奏が始まる。




走れそりよ 風のように
雪の中を 軽く早く
笑い声を 雪にまけば
明るいひかりの 花になるよ
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
鈴のリズムに ひかりの輪が舞う
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
森に林に 響きながら♫




子供の歌声は、清らかに澄んで。空の彼方まで届くだろう。


星のようにキラキラと輝く瞳は、明日へ。未来への希望だ。






パンパンに詰まった白い袋から、俺とチャンミンがプレゼントを渡すと、子供達のボルテージは最高潮を迎え、チャンミンはその渦の中で揉みくちゃだ。それでも、顔をくしゃくしゃして笑うチャンミンを、俺はプレゼントを配りながら盗み見る。





プレゼントを配り終え、渦の中から、チャンミンを救出しようとチャンミンの手を掴むと子供達から声が上がる。


「あ〜!サンタさんとトナカイさん手を繋いでるぅ!!」

「サンタは、トナカイさんが、いないとダメなんだ。来年も、再来年も、その先も。ずっとトナカイさんは、欠かせないサンタの大事な大事なパートーナーだから」


ヨレヨレのチャンミンを俺は、ソリに乗せ、今度は俺がソリを引く。「サンタさんがソリ引いてて、トナカイさんが乗ってるぅ〜」子供達は笑ってた。









暗い夜道は、ピカピカの〜♫お前の鼻が役にたつのさ〜♫



どんな暗がりでも、俺は、君を見つけるだろう。キラキラと輝き続ける君は、道しるべ。




心を込めて俺は歌った。誰もいない廊下に響く歌声。




いつも泣いてたトナカイさんは〜♫今宵こそはと〜♫喜びました〜♫


チャンミンのハスキーな優しい歌声が耳に届く。






俺は、ソリを止めて振り返った。


「トナカイさん、今宵はどこ行きたい?」

「、、、どこへでも」



チャンミンは静かにソリを降りてくると、俺にぎゅっと抱きついた。




「サンタさんがいれば、それでいい」

「、、、俺も、トナカイさんがいれば、それでいい」



君は笑う。大きな目を細めて。笑うと上唇の面積が減る代わりに、真っ白な7本の歯を覗かせて。



その笑顔が、俺の心に春風を運ぶのを、君は知っているだろうか?



俺にとって、最高のクリスマスプレゼント。



「擽ったいって、、、」

「ああ、ごめん。髭つけてるの、忘れてたっ」




俺は、口元を覆っていた真っ白な髭を外して、真っ赤なお鼻のトナカイにキスをした。


それから、赤い鼻に負けないくらい頬を赤く染めたトナカイの耳元で囁いた。



「好きだよ♡ Merry Christmas♡」


















おしまい♡









メリクリです♡
ちょっとしたSSでしたm(_ _)m サスム


サスム&ホランイ

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【2016/12/25 21:00】 | いちご組 シム チャンミン | Comment(20) |
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