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(チャミペン)サスム&(ユノペン)ホランイです。
東方神起ユノとチャンミン2人の応援をしています。

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東方神起サランへ♡2人の妄想小説です。時々、R18有り。
ピミル 9
ピミル 9




side c





漸く肌に感じる風が柔らかくなった頃。僕らのツアーは半ばに差し掛かろうとしていた。一昨日大阪が終わり、福岡に移動した僕らは、リハーサルを行った。会場によって、それぞれ音響やセットの微調整をする必要がある。リハーサルは欠かせないものだ。リハーサル→本番→移動。この繰り返しの日々だった。


移動中の車の中から見えた薄ピンク色で染まった空は、疲れきった僕の心を癒してくれた。僕が言うまでもないけれど、ユノヒョンは、ステージの上で、あのダンスと歌声でファンを魅了していた。僕も魅了された1人だけど。それは言えるはずもない。

最近のユノヒョンの髪はいつになく長い。その髪型は、小さな顔にとてもよく似合っていた。髪のせいなのか。僕の中の何かが変わったのか。ユノヒョンは近頃色気が増したように思う。時にその色気は、僕にとって毒でもある。










福岡の公演も無事に滞りなく終わった夜。僕らはスタッフの好意で、地元では名の知れた水炊きのお店に連れていって貰った。



席に着くと、既に美味しいそうな鍋が、湯気を上げていた。ライブの後で腹が減ってる僕は、その絶景に腹が鳴った。

唯一残念だったのは、目の前に運ばれてきたのが、大好きなゴールデンな飲み物ではなかった事ぐらいだ。


ちぇっ、、心の中で密かな舌打ち。


けれど、乾杯の音頭が響き、鍋を突き始めると厳禁な僕は、その鍋に夢中になったから、結果はオーライだった。

打ち上げも終盤に差し掛かった頃、僕のズボンのポケットに入っていた携帯がブルブルと主張した。画面を覗くとそれは僕の数少ない友人の1人、キュヒョンからだった。






「もしもし、キュヒョナ?なに?」

「あっ 別に大した用ないんだけどさ。LIVEツアーどうしたかな?って思ってさ」

「あっ、うん 。なんとかやってる。今、打ち上げ中なんだ。 ごめん」

「そっか。ごめん。忙しいのに」

「また落ち着いたら連絡するよ」

「うん、、」


トイレでボソボソ話していると、ふと人の気配を感じた。


「誰?」

「あ〜。キュヒョンです」

「ふーん。相変わらず、仲いいんだ。」

「、、、、、まぁ」


嫌な予感しかなかった。言葉の節節に棘が感じられるのは僕が、最近好意を持てないからかもしれないけど。マジで今は相手にしたくない。所詮、僕は蚊帳の外の人間だ。


「チャンミンって、ユノが好きなの?」

「はっ?」


藪から棒とはこの事を言うのだと思う。


「この前、ユノ追いかけたでしょ?」


暴露てたんだ。


「追いかけたってなんの話です?それに、なんで僕がユノヒョンを追いかけなきゃならないんですか?」


なんとかシラを切ったが、それが通用する相手ではないことは、僕が一番よくわかっている。


「ふーん。でも、、、あの日、チャンミンのコート着てユノ帰ってきたけど、、」

「あ〜。それなら、コンビニの帰りにたまたま会った時、寒そうだったから貸しただけですけど」

「嘘つくと、可愛くないよ」

「、、、、、、、」



脳内で自分でも聞いたことのない音がした。自分にも限界があるのだと知った。


「、、、、僕が、ユノヒョンを好きだって言ったら?」

「別に、俺、もう関係ないし。好きにすれば?」

「それなら、ほっといて貰えませんか?」

「認めるんだ」

「今日が、なんの日か知ってます?エイプリルフールですよ」



今日は嘘が許される日。エイプリルフールだ。僕の言葉をジェジュンがどう取ったかはわからない。許されるなら、その人形みたいな綺麗な顔に一発ぶち込んでやりたいぐらいだ。





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【2015/01/31 21:00】 | ピミル |
ピミル 8
ピミル 8

アンニョン♡


ユノside担当ホランイです。

毎日寒い日が続きますね。

寒い、、、。

ココアでも飲んで温まりましょ♡

では今夜も、、、

いくじぇ〜〜!!!













sideY


結局あのまま寄宿舎に帰ってきた俺は
コートを返そうとそのままマンネの部屋へ向かうことにした。


玄関で靴を脱いでチャンミンの部屋に向かおうとした時
リビングのドアがガチャリと開いた。



「おかえり」



リビングから出てきたアイツにそう声をかけられた。


こんな時に限って一番顔を合わせたくないアイツと
廊下で鉢合わせてしまうなんて、、、やっぱりついてない。



「、、、、、あぁ。」



とだけ答えて
到底アイツと話す気にはなれない俺は
結局逃げるように自分の部屋へ戻った。


部屋に入ってコートを脱ぐと
俺にしては珍しくハンガーに掛けて吊るしてみた。


チャンミンは綺麗好きだからな、、、
なんて俺らしくない行動をして
またクスリと笑ってしまった。


時間はすでに朝方といってもいいくらいで
とりあえずベッドに横になってはみるものの、、、
眠らなければと思えば思うほど
眠れなかった。


愛してる、、、


それは俺もたくさん聞いた言葉だけど
俺たちのそれは本物じゃなかった。
ただそれだけのことだ、、、。


そう思うと切なくて
眠れぬままそっと目だけを閉じて
時が過ぎるのをジッと待っていた。







翌朝、、、
結局ろくに眠れなかった俺は
冷たい水で顔を洗って
気合いを入れた。


今からはリーダー、ユノ ユンホだ。








朝食にはもちろんアイツもいた。


何事もなかったように会話をするものの、、、
いまだに周りに気を使わせていることが手に取るようにわかって
ただひたすらに申し訳なく思っていた。


一番最後にチャンミンがリビングに顔を出した。


特に変わった様子もなく
風邪もひいてはいないようで少し安心した。



「ご馳走さま。」



そう言うと
俺はチラッとマンネの姿を盗み見て
一足先に食卓を後にした。


自室に戻った俺はニット帽とコートを羽織り
チャンミンの好きなコーヒーを買いに外に出た。


数時間前まで真っ暗だった空は
もうすっかり明るくなっていて
少しだけ暖かく感じた。


自販機にはコーヒーの隣に昨日もらったココアが並んでいて
なぜか顔が少し緩んだ。


やっぱり、、、心配してきてくれたんだよな、、、。
ランニングに着ていくようなコートじゃないしな、、、。
そんなことを考えながら
自販機に小銭を入れてコーヒーのボタンを押した。


ガタンと大きな音を立てて出てきたコーヒーはすごく熱くて
冷めないようにと慌ててポケットに入れた。


、、、そういえば
チャンミンはさっき朝食でコーヒー飲んでなかったか?
なんて今更気づいたけど
まぁ、いいか、、、。
そう結論を出して、また来た道を戻った。










コンコン。
なんとなく気恥ずかしくて
俺らしくもない遠慮がちなノック音



「はい。」



マンネの声が、返ってきた。


そっとドアを開けると
中では荷造りの真っ最中らしく
チャンミンはスーツケースにきちんとたたんだ服を
次々と入れているところだった。


幸いなことに、他には誰もいないようだった。



「これ、、、チャンミンのコートだろ?」



そう言いながらそっとコートを見せた。



「これ脱いだら、寒かっただろ?」



それを聞いたチャンミンは
せっせと荷造りを続ける手を一瞬止めて
俺の方をみた。



「それはヒョンも一緒でしょ?」



そう言われた瞬間、昨日の自分の姿が頭に浮かんで
一気に恥ずかしくなった。



「お前のコート、温かかったよ。
ありがとう。」



となんとか兄貴ぶって
礼を言いながらチャンミンの目の前まで歩いていき
コートを手渡した。


そしてさっさと部屋を後にしようとしたが
コーヒーを渡し忘れていることに気がついて



「あ、、、これ、ココアのお礼。」



振り向いてポンとコーヒーを渡し
ヒラヒラと手を振って部屋を後にした。


ああ、、、
恥ずかしい、、、


廊下に出てきた俺は
手で顔を覆って
大きな溜め息を一つついた。






それから数時間後、、、


俺達のコンサートツアーのステージは幕を開けた。





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お疲れ山〜〜 ♡ サスムよりお知らせです。
本日、私が年末年始に書いた短編妄想小説を11時頃 UPする予定です。
ちょっぴりR18な妄想なので、、、
大人な時間にしました。
宜しくお願いします。








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【2015/01/30 21:00】 | ピミル |
ピミル 7
ピミル 7






side c



ピピピピッ、、、 ピピピピッ、、



ピピピピッ、、、




いつもの聞き慣れた携帯のアラームが、僕を現実に呼び戻す。起きないと、、、。そう思うのに、身体がなかなかいうことを聞かない。


昨晩、結局、僕は寝付けずに、布団の中であの音がするのを、今か、今かと待っていた。


寝不足のせいか身体は、いつもよりも重力を感じる。



今日から 、 いよいよアリーナツアーが始まる。去年は、ホールツアー。そして、日本では、新人アーティストが目標にしていると聞く、武道館でも2日間LIVEをすることができた。今年は、8都市17公演15万人動員するアリーナツアー。北海道から九州まで全国を飛び回って、LIVEをする。


僕は、重力を跳ね飛ばすように、勢いをつけて起き上がった。




それでもやっぱり、昨晩のことが掠めると、どうしても気まずい。けれど、そんなことを女々しく言っているわけにもいかなくて、僕は自分の心を奮い立たせるように、いつもよりも少し乱暴にリビングの扉を開けた。



そこには、すでにユノヒョンもいた。平静を装おう思えば思うほどに、目が合わせられない僕は、「おはよう」俯いて、挨拶をするのが精一杯だった。






朝食を食べながらも、どうしてもユノヒョンが気になって仕方がなかった僕は、まるでカンニングをしている生徒のようにチラチラとユノヒョンを盗み見た。そんな僕とは対照的にユノヒョンは昨日の事はまるで嘘だったように、至って普通で。こっちが拍子抜けしてしまう。



朝食を食べながら、溜息をつくのは、当事者ではなく、僕だ。やっぱり、追いかけなきゃよかった。気まずさの崖っぷちで、僕は足掻いていた。



そんな朝食を終えて、1人自室で仕事に行く準備をしていると軽快なノックの後に、ガチャっと扉が開いた。



そこに立っていたのはユノヒョンだった。突如現れたユノヒョンに僕は動揺が隠せなかった。



「これ、チャンミンのコートだろ?」



いきなりの本題に、僕の口は言葉を失った。パクパク口だけは動いているのに。肝心の声が出ない。



どうしよう?



「これ脱いだら寒かっただろ?」



気遣う言葉にもどう答えたらいいのかもわからなかった。


「、、、、、」


「、、、、寒かったのは、お互い様です」



どうにか絞り出した決して素直とは言えない僕の答えに、ユノヒョンが照れたように顔を赤くした。



「あっ、いや、うん、チャンミンのコート暖かかったよ。ありがとう」



なんとも言えない気まずい空気が支配し始めると、ユノヒョンは部屋から出て行こうとしたが、急にその足を止め。



「あっ 、そうだ。これ、ココアのお礼」


僕に缶コーヒーをCMのワンシーンのような格好良さで投げてきた。それは、綺麗な弧を描いて僕の手に。呆気にとられていると、ユノヒョンは悪戯っ子のように笑って僕の前から消えた。



返して貰ったコートからはユノヒョンの香りがした。僕は、花の蜜を求める蜜蜂。その香りに吸い寄せられるように顔を埋めた。ユノヒョンは、こんな僕の姿を見たら、どう思うだろう?ドン引きされるかな?それとも笑って許してくれるだろうか?貰った缶コーヒーは僕好みのブラックで。夢心地な僕には丁度いい苦さだ。







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【2015/01/29 21:00】 | ピミル |
ピミル 6
ピミル 6





side C



ユノヒョンに降る雨は、まだ止まないみたいだった。その長引く雨は、ユノヒョンのジェジュンに対する気持ち。僕の傘なんかじゃ、、、。きっと守れない。それに、その傘を必要とされているかもわからなかった。



ユノヒョンが、そんな気持ちを押し殺して、毅然とすればするほどに。僕の心に嵐が吹き荒れていた。


2人からしたら、僕は蚊帳の外の人間かもしれない。けれど僕は、ジェジュンが許せなかった。






僕らは、明日から始まる、ツアーの打ち合わせやリハーサルに追われる日々を過ごしていた。そんな折、宿舎に少し異変があった。ジェジュンが、ユノヒョンと使っていた部屋出た。

ジェジュンは僕ではない他のメンバーに部屋変えを頼んだらしい。ジェジュンはとても勘がいい。もしかしら、僕の密かな気持ちに気がついているかのかも知れない。




それはリハーサルを終え、宿舎でチゲ鍋を突いている時だった。

相変わらず、あの2人は少し離れた席についてる。みんなといる時は、それなりに2人の間に会話が成立しているが、心とは裏腹な笑みを浮かべるユノヒョンに僕は声をかけた。



「ユノヒョン 、チゲもっと食べますか?」

「あ〜、じゃ 頼む」


ぶっきら棒に渡された皿に、僕はチゲを山盛りに入れた。


「いっぱい食べて下さい」

「俺、チャンミンじゃないから、こんなに食べれないよ」


困ったように笑うユノヒョンに、僕は山盛りのチゲを半ば強引に押し付けた。身体は食物の化身。食は薬とも言う。ただ、この病に効くかはわからないけれど。なんとなく細っそりとしたユノヒョンの身体が心配だった。










明日からツアーが始まることもあって、早々に引き上げた僕は、ベッドの中で目を閉じた。そして明日から始まるツアーの事を、想い巡らせていた時だった。



バターン


静けさを裂くように、玄関の扉が閉まる音が微かに聞こえた。なんとなくその音が気になって、ベッドから抜け出し、リビングの様子をこっそり伺った。



すると薄暗闇の中でヒソヒソと電話をしているジェジュンがいた。その会話を全部は聞き取れなかったが、その電話の相手に、なんとなく察しがつく。



無性に胸がざわついて仕方がなかった僕は、ユノヒョンの部屋の様子を伺うと、やはりそこは蛻の殻。ベッドの布団だけが、そこに居たであろう形を作っていた。


僕は、無我夢中だった。着ていたパジャマにしているスウェットに、そこら辺に掛かっていたコートを羽織り、携帯と財布だけを持って宿舎を飛び出した。なんだかユノヒョンが消えてしまうような。そんな焦燥感が心を支配していた。

息は上がり、足がもたつく。僕は、ユノヒョンの形を必死で暗がりの中で探した。



どれくらい探しただろう?それも、もうよくわからなかった。



宿舎からそう離れていない都会にぽっかりと浮かぶオアシスのような小さな公園を見つけた。そこに探した形があった。寂しげな電灯が、その形を照らしていた。



見つけた。



膝を抱えて小さくなって、俯いてベンチに座っているユノヒョンに駆け寄ろうとした僕の足は、接着剤で地面にくっついたように動けなくなった。



来るなっ。



その背中が、拒絶してるように思えた。ユノヒョンはプライドが高い。普段、弱音1つ吐かないユノヒョンは、きっと僕なんかに、こんな姿を見られたくないんじゃないか。僕は追いかけるべきじゃなかったんだ。



このまま、去ろうか?



僕の傘なんか、きっと役立たずだ。





だけど、ユノヒョンは僕なんかよりも、ずっと衝動的に飛び出してきたようで。あまりにも無防備な格好で、寒さに縮こまっている姿に、僕はその場を去ることも出来ずにただ立ち竦していた。


僕は、木偶の坊だった。



...........ユノヒョン、風邪引いちゃいますよ。


僕は一旦公園を出て、自動販売機を探し、あの時と同じ銘柄のココアを買い、公園に戻った。


まだ、ユノヒョンは膝を抱えて、俯いたままだった。そこだけが時が止まったみたいに変わらない。僕はその止まった時を動かさないように、そっと近づいた。そして、買ってきたぽかぽかのココアと着ていたコートを少し離れたベンチに置いた。




それは、木偶の坊ができる全てだった。





............ユノヒョン、待ってるから。僕の傘はユノヒョンを待っている。
















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【2015/01/28 21:00】 | ピミル |
ピミル 5
ピミル 5


あんにょ〜〜ん♡

今夜はユノsideです。

ユノのロン毛大好き♡

では、今夜もいくじぇ〜〜!!!
















アイツが部屋から出ていった。


気がつけば他のメンバーが
同室になっていて
また無意識に傷つく自分がいた。


同じ寄宿舎に住んでいるから
引っ越しなんて楽なもので
今日から僕がここの部屋に、、、
なんてメンバーの一人に気まずそうに話しかけられて
やっと気がついたくらいだった。


ほとんどのものは置き去りのまま
俺が思っていた「二人のもの」は
どうやら俺だけの物になった。


俺と同様、不用品だ。


毎日が分刻みのスケジュールで
一人の時間なんてほとんどなくて
かえって凹まずにすんでありがたかった。


特に今は
明日から始まるツアーの準備で
目が回るほど忙しくて
寝る暇もほとんどないくらい、、、


身体は限界と言っていいほどに
疲れ切っていた。


限られた睡眠時間の中で
睡眠中に目を覚ますことはほとんどない俺だが
昨晩食べたチゲのせいか
やけに喉が渇いて
水を飲みにキッチンへ向かった。


キッチンに向かって廊下を歩いていると
リビングから誰かがヒソヒソと話す声が聞こえてきた。


途切れ途切れで、、、電話らしき話し声
、、、こんな夜中にまだ誰か起きてるのか?


そっと耳を澄ますと
聞こえてきたのは



「、、、分かってる。
、、、うん、、、僕も、、、愛してるよ、、、」



いつも俺に言ってくれていたあの言葉を
電話の相手に伝えていた。


俺の好きだったあの声で、、、。


すると俺は胸が締め付けられるように苦しくなって
そのまま玄関から外へ出ていった。


行くあてがあるわけでもなく
フラっと出てきてしまった俺は
気がつけば寄宿舎のすぐそばの公園にきていた。


真冬の夜中の公園には幸いにも人影はなくて
少しホッとした。


俺は誰もいないベンチに座り
ゴソゴソと自分の体をまさぐってみた。


タバコぐらい持ってくりゃよかった、、、


そう後悔しても後の祭りで
吹き抜ける風が
突き刺さるように冷たくて
身体が自然とガタガタと震えてきた。


コートも着てきてねぇし、、、


なんて無計画な自分の行動に腹がたった。


寒くて歯までガチガチと音をたて始めた。


体温を逃さないように
ベンチの上で両足を抱え込んで小さく丸まった。


それでも震えは止まらなくて
さらにイライラが募る。


気を抜けば勝手に流れ出しそうになる涙を
グッと堪えて
膝に顔を埋め
ブツブツと呪文を唱えるように


俺には凹んでる暇なんてない。
明日からまたツアーが始まる、、。



そう繰り返し
自分の痛みをを誤魔化していた、、、








そんな時ふと人の気配を感じて
顔を上げた。


ヤバイ、、、写真でも撮られたか⁈


そう思って
慌てて辺りをキョロキョロと見回してみた。


すると
走り去るなんだか見覚えのある
ヒョロ長い後ろ姿が目に入った。




「、、、、チャンミン?」



ランニング?
こんな時間に⁇
しかも、こんなところに、、、?
てか、俺だってバレたか⁈


予想外の出来事に
寒さも忘れてしばし呆然とした。


誰にも見せられないこんな姿を
よりにもよってマンネにみられた、、、⁈


目の前が真っ暗になる思いだった。


今日は本当についてない、、、と
大きな溜め息をつき
重い腰を上げた。


ガックリと肩を落とし
トボトボと寄宿舎に向かって歩き出すと、、、
隣のベンチの上にある
黒い物体が目に入ってきた。


近付いて見てみると
見覚えのあるチャンミンのコートだった。


やっぱり、、、見られたよな、、、。


俺は手で顔を覆って
さらに深くため息をついた。


黒いコートをそっと手に取ると
ココアのカンが下から顔をだした。


、、、これ、江ノ島で飲んだやつ、、、


手に取るとまだじんわりと温かかった。


寒さのあまり、コートに袖を通してみると
サイズがピッタリで
やっぱりチャンミンのだと確信した。


あいつ、、、コート着てないってことだよな?
まったく、、、風邪ひいたらどうすんだ、、、


なんてブツブツ言いながら
ココアのカンを頬に当ててスリスリした。


今度チャンミンの好きなコーヒーでも奢ってやろう、、、
そんなことを考えながら再び寄宿舎へと歩きだした。


コートとココアのおかげか
寒さは少しだけ和らいでいた。









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【2015/01/27 21:00】 | ピミル |
ピミル 4
ピミル 4




side C




どうでもいい戯言なら、迷いはないけれど。これはユノヒョンとの大事な秘密の話だから。僕はどこから話そうか?少し迷ってる。





あの頃の僕は、ユノヒョンへの気持ちを、心の奥底に封印していた。この気持ちが許されないこともわかっていたし。何よりも、ヒョンとの関係が壊れるのが怖かった。僕は、臆病者だから。自分の気持ちにさえも正直に向き合えなかった。




ユノヒョンの隣には、いつもジェジュンがいた。僕の入る隙間なんて、見当たらなかった。2人はいつも一緒だった。ユノヒョンがどんなにジェジュンを愛しているのかを知っていたから、僕はただ黙って見ているしかなかった。



けれど心の中はずっと雨網様だった。止まない雨に濡れた僕は、叫んでた。



1分でも、1秒でもいいから、

その目を、声を、手を

僕に向けて欲しかった。






あれはいつの頃だっただろう?ユノヒョンとジェジュンの間に違和感が漂い始めた。


最初は喧嘩でもしたのか?そんな風に思っていたけれど、どうやら決定的な亀裂が入ったみたいだった。



ユノヒョンは、表面上は毅然と振舞っていた。

けれど、ふっとした瞬間に見せる、悲しくて、寂しそうな、とても傷ついた表情に、僕の心も締め付けられた。

何度も声を掛けようと思ったけれど、
結局、どう声をかけたらいいのかさえもわからなかった。





僕らは、その日 、アルバムの完成記念のご褒美として、スタッフからプレゼントされた企画で江ノ島に来ていた。


神社に向かう坂道にある店で、アイス最中やタコせんべいを買食いし。その模様をカメラに収めていく。坂道を登りきったところに展望台があった。目の前に、海と街中を一望出来るパノラマが広がった。



そこは、夕日と海が溶けあって、美しいpurple Lineが広がっていた。そのパノラマに心を奪われた僕は、黙って溶け合う夕日と海を眺めた。


その景色はあまりにも美しく非現実的で、現実を生きる僕に、何かを教えてくれているような気がしていた。




ふと離れた場所にいるユノヒョンを見ると、ユノヒョンも僕と同じように見ていた。



ユノヒョンは、絵画のようにその非現実的な景色と溶け合い。この世の者とは思えない程に綺麗だった。











無事撮影も終わり、忙しなくスタッフが動く最中。僕は、ユノヒョンを探していた。キョロキョロ辺りを見渡すと少し離れた場所にあるベンチにユノヒョンは、ぽつんと座っていた。


コートのポケットに手を入れて、少し肩を窄めて姿が、捨てられた子犬のように寂しげで、僕は思わず、近くにあった自動販売機で温かいココアを買い、勇気を振り絞ってユノヒョンに近づいた。



「、、、ヒョン」

「ん?」

「はい、これ」


ユノヒョンにぽかぽかと僕の手を温めていたココアを渡した。僕は、ユノヒョンの手を身体を温めたかった。



「おっ 、ありがと」


少し驚いた表情を見せながらユノヒョンはソレを受け取った。



沈黙が続く。たわいの無い話でも。そう思うのに言葉が出てこない。まるで、空気がソレを阻んでいるようだった。



「今日は、冷えますね」

「うん」



本当は、肩を抱いてユノヒョンを温めたかった。隣に座って、そんな風にしか言えない僕は臆病者だ。ココアを飲んだユノヒョンの白い息が、僕の鼻先を擽る。その、微かな甘い香りに、手が勝手に反応しそうになるのを必死で抑えた。



ユノヒョンの心にも、今は雨が降っている。僕は、その雨からユノヒョンを守りたかった。










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【2015/01/26 21:00】 | ピミル |
ピミル 3
ピミル 3



今日で3話、ユノsideです♡

江ノ島編です。

大丈夫な方はどうぞ!



では、いくじぇ〜〜!!!











side Y


とても辛い出来事だった。


デビュー前から仲が良くて
気が強いけど
甘え上手でヤキモチ焼だった。


気がつけば公私ともに大切なパートナーになっていて
俺のことを放っておけない、、、
なんて言ってたその人は



「他に好きな人ができたから、、、
優しくされるより、振り回されたい、、、。」



なんて言って
あっさりと俺を捨てた。


仕事上避けることもできなくて
本当に辛くて
軽く人間不信に陥った俺は
もう恋愛なんてこりごりだと
本気でそう思った。


本当は少し前から
気づいていたんだ。


アイツの気持ちが
離れていったこと。


どこにも行くなって
素直に言えなくて


別れたくないなんて
言えるはずもなかった。


後悔しないんだな⁈
なんていう俺の未練は
スッパリと切り捨てられた。


取りつく島もない、、、とは
まさにこのことだろう。


苦しくて
辛い日々の始まりだった。








それから少しして
俺たちはDVDの撮影で江ノ島に来ていた。


江ノ島の街並みを歩きながら名物を食べ歩く、、、
俺たちのオフを演出していた。


この前まではいつも俺の隣にいて
笑顔を見せてくれたアイツは
視界に入らないほど
俺との距離を保っていた。


別れてからしばらく経つのに
露骨な拒否反応をみせられて
とてもショックだった。


弟たちは俺を気遣って
会話を盛り上げてくれたが
もう、自分がどんな顔をしているかさえ
よく分からないくらい
俺はへこんでいた。


ちゃんと笑えていたのだろうか、、、。


本当に辛いのは
カメラが回っていない時だった。


俺とは対照的に
とても幸せそうなアイツ、、、


そんな姿を見るのが辛くて
休憩時間になると
一人でベンチに座って景色を見ていた。




「ヒョン、、、
ユノヒョン、、、」




温かいココアをおずおずと
差し出してきたのは最強マンネ、、チャンミンだった。


冷えますね、、、
なんて言って白い息をはぁっと吐いた。


そして俺の隣にちょこんと座って
ふふっと笑った。


とくに何か話すわけでもなく
ただ黙って側にいるだけ。


冬の江ノ島の海は
本当に寒くて
心まで冷たくなる気がした。


どんどん冷えてゆく心と身体を
ココアがそっと温めてくれた。


隣に人がいてくれる幸せを
改めて感じた瞬間だった。


失ったものは
俺にとってとてつもなく大きなものだったと
改めて気づかされた。












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【2015/01/25 21:00】 | ピミル |
ピミル 2
ピミル 2






あんにょ〜〜ん♡


ユノペン、ホランイです。
ピミルのユノside担当です。
拙い文章ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです♡


ピミルには過去の五人時代の話にも触れます。
無理な方は回避をお願いします。
責任等は一切負えませんのでご了承ください。


ホミン大好きで、ゆる〜い気持ちで読んでいただける方
大歓迎です♡


では、大丈夫な方、、、
いくじぇ〜〜!!!























side Y

冬の始まり、、、

冷たい風で凍ってしまった僕の心を

君が溶かしてくれた。

11月の初雪のようにときめいた

その時の気持ちのまま

僕の心は変わらない。

ずっとずっと、、、

君を愛してるんだ。








君を好きになって
俺の人生は変わった。


気がつけば
いつも隣にいてくれて
俺を温かくつつんでくれた。


凍った心を溶かして
俺に安らぎをくれる。


俺は君を守りたくて
足掻いて、
踠いて、、、
とにかく必死だった時も


守られていたのは
本当はきっと俺の方だ。


君という存在が
俺を強くしてくれた。


君がいなければ
今の俺は
きっと今の俺じゃなかったはず。


俺の隣にいてほしいのは
この世でたった一人、君だけだし
同じ夢を見たいのも
この世でたった一人、君だけなんだ。


初めて君と出会ってから
もう10年の月日が経った。


いろんなことがあった、、、
とても語り尽くせないくらいに。


俺は仕事人間で
鈍感だし、大雑把だ。
好き嫌いもハッキリしてるし
そうとう頑固だ。


そんな俺にここまで付いてきてくれるのは
きっと君以外いない。


俺にできることは
君への溺愛。
あまりにもたくさんもらい過ぎて返せないくらいだけど
せめてもの俺の気持ち。


だから側にいてほしい。
俺の隣に
ずっと、、、。


初めて君への気持ちに気付いたあの時から
俺の気持ちは変わらない。
現在進行形の俺の気持ちを歌に込めた。


少し照れながら聴いてくれた君が
とても愛おしい。


この先も、きっと変わらない。
君を大切に思う俺の気持ち、、、。


少し照れくさいけど
これは俺たちだけの
秘密の話、、、。








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テーマ:二次創作(BL) - ジャンル:小説・文学

【2015/01/25 02:31】 | ピミル |
ピミル 1
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side C



アレから10年。過ぎてしまえばなんだかあっという間だ。がむしゃらに走り続けてきた10年。


右も左もわからず足掻いていた、あの頃に比べれば、今は少し余裕が出てきたようにも思う。10年というか月日を一言で語るのは難しい。だけど、もし一言で表現するなら、、、、、。





愛おしい時間。





10年間、ユノヒョンと歩んできた道は、全てが愛おしい。僕のすべてがそこにあったから。僕はぶっちゃけ、ユノヒョンに寄生する虫だと思う。宿主から離れた時点で、僕は死んでしまう。そして僕はこれからもずっとユノヒョンに寄生し続けると思う。






僕は、ユノヒョンが好きだった。

いつから?と聞かれたら、僕は、出逢った時からと答えるだろう。

この好きっていう感情が、自分でもよくわからず戸惑っていた時もあったけれど、自覚すればする程に、僕はどんどん苦しくなった。ユノヒョンは、仲間で、ヒョンで。ユノヒョンは僕をそういう対象で見ていなかったから。


それに、ユノヒョンは僕じゃない仲間の1人と恋愛真っ盛りだった。

僕は、ユノヒョンとジェジュンの恋愛を間近で傍観することしか出来なかった。それが自分の定めなんだと言い聞かせた。時には傍観しか出来ない自分に苛立ち、ユノヒョンへの気持ちを心から追い出そうと躍起になった。



でも、結局、追い出すことなんて出来なかった。





ユノヒョンは覚えているだろうか?あの曲を。


今も、あの詩が僕の心の中から消える事はない。


あの詩は、僕が初めてユノヒョンへの想いを綴った詩。


ユノヒョンへの愛の詩。






冷たくなってしまった手
震える唇
なんでもないと
俯いて
誰かを想ってる君の姿
恐れてるの?
口の中で、躊躇っている言葉
無理して飲み込んで
顔を背けた後ろ姿が
真っ白な雪のように
少しずつ溶けてゆく
暗くなった夜空を
離れない星のように
愛という、信じる心で
永遠に一緒に見る夢
その人に、僕がなれるのなら
もう一度閉ざしてしまった
君の心を
永遠のぬくもりで包み抱きしめるよ




今はこの詩が少し照れくさい。けれど僕は、この詩を書いた時の事を、よく思い出す。


そろそろ語っても、許されるだろうか?僕らの話を。


2人しか知らない。


秘密の話を、、、。












ピミル改装中です。あしからず。

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