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(チャミペン)サスム&(ユノペン)ホランイです。
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東方神起サランへ♡2人の妄想小説です。時々、R18有り。
フラワー40 〜ズッコケお宅訪問編5〜前編最終話
フラワー40 〜ズッコケお宅訪問編5〜前編最終話
















sideチャンミン






少しの勇気で、僕は変われるだろうか。


彼女どころか女友達すらいない僕に、ランクSな彼氏ができた。


どうせわからないことだらけな人生。


僕は運命という濁流に流されてみることにした。



















「チャンミナ、スキ、スキ、スキだよ、、」


何度もキスをして呪文のようにただ「スキ」と繰り返すテプン。


「はい」しか言わないなんて、嘘じゃないか。


喋る度にかかる息も、遠慮がちに触れる唇も、焦ったくて気持ちが揺れる。

こんなに気持ちのいいことは止めたくない。
でもやっぱりちゃんと聞きたくて、僕はテプンの口を手の平で覆った。


「はい。ってちゃんと言って。」


キスを止められて、一瞬眉を顰めたテプン。
覆った僕の手を剥がして


「はい。うん。イエス。オーケー、、、後は?」


なんて恨めしそうに聞いてきた。


「いや、『はい』だけでいいです。」


そのテプンの顔が可愛くてちょっと僕が笑うと


「焦らさないでよ。」


なんてちょっと照れながら、テプンは僕の太腿の上に乗っかってきた。

テプンの太腿はムッチリとしてて僕の硬い太腿にフィットする。

テプンの高い鼻が僕の鼻先をスルスルと撫でて、それは犬のテプンの示す「大好き」と一緒で可愛くて堪らない。

だから僕はまたテプンの髪を何度も撫でてやった。


「わん。わん。」


するとテプンは嬉しそうに僕の唇をペロペロと舐めた。
尻尾を振る代わりに太腿でぎゅうぎゅうと僕を締め付けて、硬いものを僕のお臍に押し付けてきた。

犬のテプンに負けず劣らず悪戯っ子だ。

嬉しそうにクンクンと泣きながら僕のシャツのボタンを一つずつ外して、ウルウルした黒目がちな瞳で僕を見つめるテプン。



綺麗で、従順で、僕のことが大好きなんだ。



そうでしょ?
そうだって言って?




「もう何処にもいかないで。」




恥ずかしいけど、ちょっと泣きそうになった。
もう一度テプンと離れるなんて、考えたくもないから。


正直僕がこんなことを口にするなんてちょっとありえないし、必死すぎてリアルに恥ずかしい。


一体いつからこんな気持ちになってしまったんだろう?


男だし、まるでテプンのようなこの人に。


持て余す不可思議な気持ちは甘くて、でも苦しくて言葉にするのは難しい。


だから二人で見つめ合って、ぎゅうぎゅう抱きしめ合った。





「行かないよ。どこにも。」




テプンの黒目がちな瞳はとても優しい色をしていた。
だから信じてみたいと思うんだ。





僕はとっても淋しがり屋だし
テプンはとても甘えん坊だから。





だからきっと仲良くしていける。





「浮気はダメですよ?僕はとても心が狭いから。」





僕だけを見て。
僕だけに懐いて。
要求はそれだけ。






「しないよ。するわけない、、、」






テプンの答えを聞いて、そっと目を閉じた。


満たされてゆく気持ちに


ああ、懐いたのはテプンじゃない。
僕だと知った。



そして優しいキスを待った。



今欲しいのはそれだけだから。






「チャンミナも約束して?俺を絶対離さないで。」







テプンの当たり前すぎるお願いに、今度は僕が待ちきれずその唇を覆った。















sideユンホ




テプンになりたかった。
チャンミナの大切なテプンに。


あの大きな瞳に見つめられたまま、髪を撫でられるのが堪らなく好きだから。


だから俺はテプンになって、大好きなチャンミナを独占する。


犬だから嗅いでいい。
犬だから舐めていい。
犬だから、、、



「テプン、、お座り。」



気持ちいいくせに
奥歯を噛みしめて
男のプライドを保ちたがるこの人に
俺は堪らなく惹かれてしまう。




「う〜〜、わん!」



犬って便利だ。
何処を舐めても叱られない。




「あと少しだけ、、いいでしょ?もっと気持ちよくなって?」




俺たちにはハードルがある。
普通の男からしたら凄く高いハードル。




「ユノさん、僕は、、、」




「ユノがいい。ユノって呼んで?」




チャンミナならきっと超えてくれる。




「ユノ、やっぱり、、」




その高いハードルを、、、




「やっぱり、したいです。僕。」




「うん。して、、?」




「、、いいんですか?」




「もちろん、いいよ。いいに決まってる。」




「僕下手くそですよ?、、初めてだし。」




「言わないでよ、そんな事。」




「、、すみません。」




「俺、嬉しくて死んじゃうよ?」




「え、そっち?」




「あはは、もちろん。そっち。」









狭いベッドの上にデカい雄が二人。

真っ直ぐに俺を見下ろすその大きな瞳。

ただそれだけで、俺は酷く感じてしまった。













「貴方は、もう僕のだ、、」




規則的に揺れるチャンミナは少しだけ不器用で、でも凄く熱くて




「うん、、もっと、、」




その熱で俺をドロドロに溶かした。




「僕のでも、、感じる?」




こんなに可愛いくせに
雄すぎて堪らなくエロい。




「うん、うん、、もっと、、、」




ギシギシとベッドの軋む音を聞く度、俺の中がトロリと溶け出す。


荒い息遣いで俺を見下ろすチャンミナ。


頬を伝う汗すら愛おしくて、抱き寄せてペロペロと舐めた。





「あー、、すみません、イきそうです、、」





「いいよ、、イッて。」





「ああ〜、気持ちいい、、」





「うん、俺も、、いい、、」









あー、明日なんてこなきゃいいのに。




俺をもっと強く抱きしめて。




ずっと、ずっと、




側にいたいよ。













「ねぇ、もう一回しよう?」









今日は、テプンを超えた記念日。



チャンミナの吐き出したその全てを
俺は一滴残らず吸収した。






わん。












おしまい。














こんにちは。ホランイです。
今日でズッコケお宅訪問編終了となります。
ユノテプとチャンミナが見事くっついたここで、フラワー前編終了とさせていただきます。

「君に逢いたくて」から予想外に長く続き、連続してアップしてきたフラワーですが、ここで暫くお休みさせていただこうと思います。

いつも読んでくださった皆さんの温かいコメント、拍手、ポチに支えられてここまできました。
本当に心から感謝します。ありがとうございました。

暫く休憩して、最終話まで書き上げたら、また戻ろうと思っています。
もしまた気が向いたら読んでやって下さい。
本当にありがとうございました。m(_ _)m



暫しのお別れです。
また、後編でお会いしましょう。
皆様、お元気で。わおーん。

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【2015/10/14 17:00】 | フラワー | Comment(61) |
フラワー39 〜ズッコケお宅訪問編4〜
フラワー39 〜ズッコケお宅訪問編4〜









sideユンホ





初めて入ったチャンミナの部屋はスタンダードなワンルームで、シングルベッドと机に本棚、そしてテレビと冷蔵庫があるだけのいかにも大学生の一人暮らしっていう感じの部屋だった。

俺にはその感じが凄く新鮮で、なんかちょっとドキドキした。

このエアコンを付けて閉め切った部屋の中はチャンミナと同じ匂いがして、思わずくんくんと鼻を鳴らしてしまう。

本棚には沢山の本や漫画、そしてフィギュアが狭いなりにキチンと整理して並べてあって、チャンミナは綺麗好きなんだな〜なんて新しい発見をしながら情報収集に勤しんだ。


「狭いですけど、適当に座ってください。」


チャンミナにそう言われて「うん。」と返事をしたものの、俺はいろいろな物に興味津々で、突っ立ったまま本やフィギュアをジロジロ眺めたりしていた。


「コーヒー飲みますか?インスタントですけど。」


気がつくと、チャンミナは廊下にある小さなキッチンでお湯を沸かし始めていた。


「うん、ありがとう。」


狭いキッチンに立つスラッと高いチャンミナの後ろ姿に思わずキュンとする。

撫で肩に若い子独特の細い腰まわり。
ふわふわな洗いたての髪の匂いを嗅ぎたいな〜なんて不埒な思いをコソッと抱いた。


「どうぞ。」


チャンミナは大きなマグカップをそっとローテーブルに置いて、ベッドの前に座った。


「ありがとう。」


俺はチラリと振り返ってチャンミナの位置を確認し、そそくさとその隣にピタリとくっ付いて座った。


「、、、何ですか?」

「え?」

「アッチが空いてるでしょ?狭いんですけど。」

「ここがいい。テレビ見えるし。」

「あんた、一体何しに来たの?」


チャンミナに至近距離でギロッと睨まれて、俺は向かい側に移動を余儀なくされた。

チャンミナは無言のまま飲みかけの缶ビールをゴクリと飲んだ。卑猥に上下するその喉元がやたらとセクシーで目が離せない。

お酒に強いチャンミナの、ゴクゴクと勢い良くビールを煽る音が俺を堪らない気持ちにさせてしまう。


しかし今日はチャンミナに謝りにきたんだ。
エロい事を考えている場合ではない。


俺は気をとり直そうとチャンミナの入れてくれたコーヒーに手を伸ばし、ホカホカと湯気を立てるそれをふうふうしてから口に含んだ。


「ブハッッ、あっつ〜!
チャンミナ、大変!これ砂糖入ってない!」


舌を出してヒーヒー言ってる俺を呆れた顔で見つめるチャンミナ。

だから俺は姿勢を正してキチンと座り直し、礼儀正しくお願いし直した。


「あの、牛乳も入れてください、、。」











「、、、という訳なんです。」


俺が朝帰りの一件を一通り話すと、チャンミナは呆れた顔をして、頬杖をついたままため息を漏らした。


「大体何でそんなに酒が弱いのにお酒を出す店に行くんですか?」

「いや、深く考えてなくて、、、近くにあったからたまたま?」

「で、またいつもの『シウォナ、おんぶ〜』ですか?」


チャンミナは、呆れた顔と冷たい言葉で俺を追い詰めた。
本当は少しくらい反論したいけど、その通り過ぎて何も言い返せない。


「あの、本当にごめんね?でも本当にウーロン茶しか飲んでないし、何度も言ってるけど俺はチャンミナ一筋だから。浮気なんて絶対しません!」

「記憶があれば。の話ですか?」

「うっ、、いや、もうお酒を出す店にはいかないし、飲みません!」

「別に僕は貴方の彼氏じゃないですし、別にどうでもいいんですけど。」


ううぅ、、、
俺がこんなに心を込めて謝ってもチャンミナには届かない。

取り付く島もないチャンミナの態度に、俺はどんどん悲しくなってきてしまった。


「チャンミナは、俺が嫌い?」

「え?」

「仲直りしてくれないの?」

「別に仲直りとか、、付き合ってる訳じゃないし、、」


チャンミナは目も合わせずにまだグダグダと「僕たちは付き合ってる訳じゃない」とかすぐに言い出す。


「じゃあ、俺と付き合ってくれる?それから叱ってよ。」

「、、何ですか急に。」

「だって、、キスしたくせに、、」


すると今度はチャンミナがビールにブハッとむせた。


「やり逃げ反対、、」


俺はすかさずチャンミナの側に近づいて、上目遣いにその大きな瞳を見つめた。


「なっ、ちょっ、アレはその、、、」


チャンミナはティッシュでビールを拭き拭きしてもごもごと口籠る。


ああ、、まつ毛が長いな、、、
なんてこんな時でも見惚れちゃうくらいかっこいいチャンミナ。


「チャンミナは好きじゃない人とでもキスするの?」

「いやいや、それを貴方が言います?」

「うっ、だからそれは、、」


うぅ、これではまた元の木阿弥だ。
チャンミナに口で勝てる気がしない。
こうなったら身体で語り合うしかない。


そう決意して、俺はそっとチャンミナの手を取り、人差し指でスリスリしながら「チャンミナ、、」と覗き込む様に顔を近づけた。

するとあろう事か、チャンミナは唇を内側に隠してプイっとそっぽを向いた。



え?



俺は未だかつてこんなに可愛いキスの拒み方をされた事はない。



「チ、チャンミナ、、それは寧ろ逆効果、、」

「僕は初めてなんです。」

「え?」

「キスしたの、ユノさんが初めてです。」



チャンミナの顔は見えないけど、耳は真っ赤だったから、多分顔も真っ赤っかだろうと思う。



「僕は遊びでそういうことはできません。」

「チャンミナ、、」

「僕は面倒くさい人間なんです。」

「そんなことないよ。」



するとチャンミナは振り返って、両手で俺の手をぎゅっと握りしめた。



「最後まで聞いて。」

「、、うん。」



チャンミナは一瞬だけ俺の目を見て、直ぐに俯いて顔を隠してしまった。



「僕は人付き合いも苦手だし、嫉妬深いし、素直じゃない。」

「、、うん。」



やっぱり真っ赤だったけど、一言喋る度にぎゅっと結ぶ唇は凄く男らしくてかっこいいと思う。



「おまけにダサいし、ゲームやアニメが大好きなんです。」

「うん。」



それはこの部屋を見たらわかる。
漫画やフィギュアがいっぱいあるから。



「お店に行った時に思い知らされました。貴方には到底釣り合わないって。」

「、、、、。」



チャンミナの手はこんなに温かいのに、そんな悲しいことを言って俺を冷まそうというのか?

期待と不安が入り混じって、なんだか息苦しい。



「それでも、やっぱり貴方のことが気になるんです。」

「うん。」

「嫉妬したんです。あのテミンとかいう男に。」

「、、うん。」



緊張で、喉がカラカラする。
早く聞きたいような、聞きたくないような不安な気持ち。



「だから、、」

「うん。」

「あの、、」

「うん。」



ここまで言って、チャンミナはついに黙り込んでしまった。


下唇をきゅっと噛み締める仕草が、有りもしない俺の母性本能をくすぐる。


痛いくらいチャンミナの真剣さが伝わってきて、なんだか俺が泣いちゃいそうだ。




本当に、なんて不器用で可愛い人なんだろうか。




完全に沈黙してしまったチャンミナに、俺からコツンとおでこをくっつけて言った。



「チャンミナ、俺は『はい』しか答えない。どんな事をチャンミナが言っても全部『はい』。だから言って?今チャンミナが思ってること。」



するとチャンミナは少しの沈黙の後、噛み締めていた下唇を離してペロッと舐めた。



「僕なんかでいいんですか?」



俯いていた瞳は、気付けば前髪の隙間からしっかりと俺を捉えていて



「貴方を独占して、、」



その控えめな瞳の奥に、ゾクゾクしちゃうくらい男の色気があって



俺はもう我慢出来なくて、その可愛い唇にパクリと噛み付いた。


















〜拍手コメ返〜
ち◯み様♡
グダグダユノ♡
可愛くないですか?笑
ポヤポヤ天使ユノ好きな私が書くとこうなります。笑
ち◯み様は可愛いミンとカッコイイミン、どっちがお好きですか?
ご安心下さい。
手ぶらでは返しませんよ!笑


ではまた明日。わおーん♡

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【2015/10/13 17:00】 | フラワー | Comment(24) |
フラワー38 〜ズッコケお宅訪問編3〜
フラワー38 〜ズッコケお宅訪問編3〜









sideチャンミン











ピンポーーーン。


今の時刻は夜の9時18分。

それは風呂から上がってビール片手に漫画を読むと言う僕の1日の中で一番好きな時間だった。

幸せをぶち壊すように突如鳴り響いたチャイムの音に、僕は思わず眉を顰めた。

こんな時間に来客なんて、明らかにおかしい。

キュヒョンかミノなら前もってちゃんと連絡をくれるはずだし、正直招かれざる客であることはほぼ間違いないと容易に推測できた。

だから僕は息を殺し、音を立てないようにドアスコープを覗いてみると、中は真っ暗で何も見えなかった。


塞がれてる、、。
怖い。
てかヤバイ。
これはヤバイの来てる。


僕はそう直感し、こういう時に取るべき一番いい方法、居留守を使うことにした。

息を殺して暫く様子を伺っていると、再びピンポーンとチャイムの音が鳴った。

それでも更に無視を続けていると


ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン


とピンポンラッシュをくらい、僕は堪らず「ハイ、ハイ!誰⁈ 」と声に出してしまった。

すると何故か何の返答も無く、不安に駆られて再びドアスコープを覗いてみた。

しかしそこは相変わらず指でガードされている上に何の返答もなく、僕はイライラが加速して更に声を強め言った。


「だから誰⁈ 一体何の用⁈ 」


すると明らかに不自然な鼻声で「宅急便です。」と突然名乗ってきた。


は?こんな時間にあり得ないでしょ。
声も怪しすぎるし。


僕は絶対にドアを開けない決意を固め、「何もたのんでません。」と言うと、「いえ、クール便です。」と訳のわからない返しがきた。

「クール便もたのんでません。」と伝えると暫く黙り込んだ後、「えーと、ご実家からです。」と全く人の話を聞いていないことが丸わかりな返答がきた。

僕の心当たりでは9:1でテプンか変質者という予想がつき、ため息まじりにもう一度ドアスコープを覗いてみた。

するとそこには『鼻をつまむのに夢中でドアスコープから指を離しちゃったテプンの図』が見えた。


やっぱり、、。


それは正直今最も見たくない人の姿で、僕はドアに背中を当てて少し小さめの声で言った。


「帰ってください。」


すると小さくドアを叩きながら「チャンミナ、俺です。ユノ。」と簡単に白状してきた。


バカな。
知ってるから帰れって言ってるんだ。


「話すことは何もないですから。帰って。」


僕がため息混じりにそう言うと


「俺はある!ちゃんと言い訳させて?俺にだってちゃんと言い分が、、」

「もういいですってば!いい加減にしてください!
迷惑なんです!」


僕は唇を強く結んで玄関の床を睨みつけた。
気を抜いたら目から何かが出てきそうで、瞬きしないように目に力を込めた。


「チャンミナ〜、、」


ドアの隙間から微かに聞こえるテプンの情けない声。


いや、違う。
この人はテプンじゃなかったんだ。
だから裏切られてもどうってことない。


僕は無言のまま玄関のドアから離れ、ヘッドホンを装着し、爆音でお気に入りのネットゲームを開始した。



それは仲間を募って巨大な敵を狩りに行くゲーム。非常に中毒性が高くゲーマー泣かせな一品だ。

そこにあるのは現実から逃れた非現実の世界で、いつもなら朝まで時間を忘れて熱中しちゃうくらいなのに、何故かちっとも入り込めなくてため息が後を絶たなかった。

敵から身を守るために身につけた防具が重い。
いつも「食べてみたいな〜」なんて思う肉に腹が減らない。

ついにはデカイ獲物にぶっとばされて終了。


僕はつくづくメンタルの脆い人間だと思った。












「ユノさん、中に入って。」


あれから一時間。

玄関のドアをそっと開けると、思った通りまだユノさんはそこにいた。


「チャンミナ、、、」


玄関横で体育座りするデッカイテプン。


「近所迷惑になると困ります。」


こんな狭い通路にこんなデカイのが座り込んでたら迷惑だし、第一なんか怖い。


近所迷惑。
それが今の僕の言い訳だった。

真っ赤に充血した目にギュっと結んだ唇。
コクンと一つ頷いて、テプンは部屋の中に入ってきた。














〜拍手コメ返〜
隊長♡
そうでした!
隊長は好き嫌いのない良い子でしたね。笑
シャンプー中のユノパイを下から覗いたらアンデー!笑

ち◯み様♡
圧倒的なイケメンオーラなミン♡
いいですね〜♡
ユノテプはなんとか進入成功です!笑

ではまた明日。わん。

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【2015/10/12 17:00】 | フラワー | Comment(12) |
フラワー37 〜ズッコケお宅訪問編2〜
フラワー37 〜ズッコケお宅訪問編2〜








sideシウォン




「無理。」


それだけ残して音信不通となった僕の愛しのキュヒョナ。


怒ってる。
これは確実に怒ってると思われる。


「はあぁぁ、、、」


と僕が頭を抱えてテーブルに突っ伏すと


「ねぇ、チョン ユンホの代理人てあんた?」


頭上から、そんなクソ生意気な声が聞こえてきた。


「お待ちしてました。どうぞ、座って?」


視線を上げると、いかにも生意気そうなクソガキが僕を見下ろしていた。










僕は渋谷にある落ち着いた雰囲気の喫茶店にイ テミンを呼び出した。

白金髪にボロボロのジーンズ。
もう刺さる所がないくらいジャラジャラとついたピアス。
しかも薄っすら化粧までしてるとみえる。

こんないかにも今時のチャラ男に僕のユノヒョンが好き勝手されたかと思うと怒りが濁流の如く押し寄せてきて、僕は思わずテーブルの下で拳を握り締めた。


「ゴホン、先に何か頼みましょう。何にします?」

「俺はブレンドね。」


そのクソガキはどっかりと足を組んで座り、その不遜な態度に僕はいちいち腹が立った。

店員にブレンドコーヒーを二つ注文して、僕はクソガキを真正面から見据えた。


「手短に話を済ませましょう。何の話かはもう分かってるよね?先ずは君の頭の怪我についてだけど、ちゃんと医療機関で診てもらったのかな?それならその証拠を、、、」

「ウザッ。」


へ?


僕の大事な話の途中でいきなり発せられた不愉快な音。
これは僕の聞き違いだろうか?


「え?」と僕が聞き返すとクソガキは頬杖をついて


「そっちこそ回りくどい話は止めろよ。
俺暇じゃないし。てかあんたチョン ユンホの何?保護者?おっさんいくつよ?」


あまりに無礼極まりないクソガキの言葉に、一瞬耳を疑った。


は???


「え?もう一度言ってくれる?よく聞こえ、、」

「は?なんだすでに耳遠いの?あははは、冗談は顔だけにしてよ。あんた誰かに似てると思ったら馬じゃん!すげーうけるんですけど。」


僕の頭の中で、多分血管が2、3本は切れただろう。
しかしここは相手のペースに乗っかってはいけないと、僕は冷静に話しを続けた。


「君のしたことは恐喝に強制猥褻。立派な犯罪だよ?」

「なに説教?説教ならいらねー。で、チョン ユンホは何で来ないの?俺に会いたくないって?」


ダメだ。全く話が通じる気がしない。
仕方なく僕は嫌な大人になることにした。


「君、多分ユノヒョンの烏龍茶にお酒でも入れたんじゃない?お店の防犯カメラを見たらすぐに分かるんだよ?出る所に出ようか?こちらは弁護士もすぐに用意できるから。」


正直弁護士を立てるような相手じゃないが、ユノヒョンを襲うなど到底許されない罪を犯した罰だ。それ相応に痛い目はみてもらわねばならない。

が、深入りしてキュヒョナにこれ以上嫌われたくもない。
僕としても激しいジレンマに陥っていた。


「俺は全然構わないけど。てか出る所出て困るのはソッチでしょ?未成年に酒飲ましてラブホに連れ込んだんだから。」

「、、、え?」


イ テミンは「お待たせ致しました。」と運ばれてきたブレンドコーヒーを一口飲んで、名刺大のカードを差し出し、ニヤリと笑った。











sideユンホ





「じゅうなな〜〜?!」

ここはいつもの行きつけのミックスバー、チョコバナナ。
シウォンの話を聞いてヒチョルヒョンはカウンターをバンバン叩いて大笑いした。

俺は愕然として飲んでいたオレンジジュースを膝に溢した。


「え?!でもあいつ20歳だって、、」


呆然とする俺の膝をハンカチで拭きながらシウォナは小さくため息をついた。


「嘘でしょうね。学生証で確認しました。何にしてもこれじゃあ完全にこちらの分が悪い。」


まさか、、。
確かに若そうだとは思ったけど、17歳だなんて、、。


「ああああ、、」と俺が頭を抱えるとヒチョルヒョンの携帯がタイミング良く鳴り出した。


「もしもしミノりん?うん♡今から帰る〜。」


ヒチョルヒョンは嬉しそうに会話しながらサッサと店を出ていき、シウォナはテーブルの隅でこそこそとLINEしていた。


「、、、シウォナまで俺を見捨てるの?」


俺が背後から声を掛けると、シウォナはビクリと背中を震わせた。
手に握られたスマホには「今から行く。」の文字。

「あうぅぅぅ」と下唇を噛み締めるとシウォナはギュっと目を閉じて言った。


「ユノヒョン。もう僕にできることはあと一つしかありません。」


俺はシウォナに促され、チョコバナナを後にした。











「ユノヒョン!ファイティン!」


そう言われてタクシーから降ろされたのは、渋谷から車で数十分。
駅から大分離れた住宅街の二階建てのアパートだった。


ここは?
まさか、、。


俺は横並びの部屋のプレートを一軒一軒確認していった。
一つ確認する度に鼓動は早さを増し、二階の一番奥の部屋に「シム」の文字を見つけた時は、思わずシャツの胸元を握り締めた。


良かった、、。
シウォナが間違えたのかと思った。
うぅ、神様の意地悪。


俺は思わずドアに耳を当てて中の様子を探ってみた。
すると特に音は聞こえなかったが、窓には煌々と明かりが灯り、チャンミナの在宅をアピールしていた。

俺は暫く深呼吸を繰り返し、意を決して音符マークの玄関チャイムを押した。














頑張れユノテプ!
ではまた明日。わん。

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【2015/10/11 17:00】 | フラワー | Comment(17) |
フラワー36 〜ズッコケお宅訪問編1〜
フラワー36 〜ズッコケお宅訪問編1〜









sideシウォン






「ユノヒョン、どうしたの?何かあった?」


ユノヒョンは朝っぱらから僕に電話をかけて泣き言を言ってきた。


『シウォナ、、俺はもうダメだ。俺の骨はヒチョルヒョンと二人で分けて、、、』


これはヒョンのいつもの失恋パターン。

僕はついいつもの悪い癖で直ぐさま車を飛ばし、ヒョンの元へと駆けつけた。















「チャンミナに嫌われちゃった。もう俺は終わりなんだ、、。」


ベッドの上には、こんもりと一つ大きな山ができていた。

僕はため息をつきながらベッドサイドに腰を下ろし、その山に優しく声をかけた。


「何か嫌われるような事したんですか?」

「ううん、してない。でも誤解された。」

「どんな誤解?」

「俺が他の男と寝たと思ってる。」

「え⁈ 」


あまりにも突拍子もないヒョンのセリフに思わず大きな声が出てしまった。

僕の心も一気にざわつき始め、落ち着かなければと頭の中で可愛いキュヒョンを思い浮かべた。


「どうしてそんな誤解をされたの?」

「それが、、、」


そして僕はユノヒョンのかなり下手クソな説明を聞いた。


「なるほど、凄く大雑把に分かりました。どうやらタチの悪いのに捕まったみたいですね。でも勘違いだって言えばいいじゃないですか。本当に何もなかったんでしょ?」

「それが、、よくわかんないんだよ。」

「え?」


ユノヒョンは布団の山から両目を出してボソッと言った。


「キスマークつけられてたみたいで、、、」

「ええ⁈ 」


僕はショックのあまり、大声を出してしまった。
全く僕らしくもない。


「ほら、これ、、、」


布団からおずおずと出てきたユノヒョンは、パジャマのボタンを外して上半身を晒してきた。


うっっ、、、。


それは白くて逞しいユノヒョンのパーフェクトボディに赤い斑点模様がいくつも散らばっている、何ともいやらしい光景だった。

しかもかなり卑猥な場所にもつけられていて、僕は考える風を装って少し前屈みになった。


「う〜ん、これは何もないとは言えませんね。」

「やっぱりそうかな?はぁぁぁ、本当にもう終わり?俺はどうしたらいいの?」


グズグズと泣きべそをかくユノヒョンは史上最強に可愛くて、それを慰めるのが僕の生きる喜びでもあった。

しかし今の僕にはキュヒョンという可愛い恋人がいる。
もうユノヒョンという呪縛から逃れると決意したばかりなのだ。


「ねー、ねー、シウォナ〜。」


駄目駄目。そんな声を出しても駄目です。


「大体そんな怪しげな男にのこのことついて行ったら駄目でしょう?」

「だって、俺は加害者だし。」

「加害者?もう立派な被害者ですよ。」


するとユノヒョンは下唇を突き出して「あううぅぅ」と必殺の可愛子ぶりっこ顔をした。


、、、はぁぁぁ。
ヤダヤダ、物凄く可愛い。
はい、はい、僕の負けです。


「、、キュヒョナに頼んでチャンミナの様子を伺ってもらいます。」

「本当⁈ シウォナ!」


ユノヒョンは布団をバッと放り投げて、目をキラキラとさせた。


「でもそれだけですよ?後は自分で何とかしてください。もう子供じゃないんですから。」


するとユノヒョンはうんうんと頷いてガバリと首に抱きついてきた。


「ありがとうシウォナ〜♡さすが俺の自慢の弟!恩にきるよ〜〜!」


キュヒョナごめん。
僕のリハビリは少し時間が掛かりそうです。


僕がはぁ、とため息をつくとユノヒョンは独り言のように言った。


「テミンは俺が自分で何とかするから。」


え?ユノヒョン、それは無理です。


「ユノヒョン、そっちは僕に任せてください。下手に動いてまたチャンミナに誤解されたらどうするんですか?」

「あ〜、それもそうか〜。」


ユノヒョンはいたずらにプクッと頰を膨らませ、足の指をモニョモニョと動かした。


くっ、それも僕の大好物です。


心の中で何度もキュヒョンに詫びながら


「そうですよ。ユノヒョンは大人しくしてて下さいね。」


僕が優しく諭すように言うと、ユノヒョンは子供みたいに「はーい。」と返事をした。


そう。僕が許すわけがない。
僕のユノヒョンに勝手にそんなことをするなんて。

合意でも嫌なのに、勝手に僕の縄張りを荒らすだなんて到底許せる筈がない。

僕の怒りの炎は、既に山火事の如く燃え盛っていたのだった。












sideキュヒョン




「チャンミナ、ユノヒョンと喧嘩でもした?」


シウォナからLINEが入ってきた。

今朝まで次のデートの話でもちきりだったのに、いきなり「ユノヒョンが、、、」なんて不愉快な単語が入り出した。


「え?別に。何で?」


朝から明らかに元気のないチャンミナは、僕の質問に更に声のトーンを落とした。


俺は正直面白くない。
僕の大切な恋人と親友、その二人を悩ます種ユノヒョン。


「ユノヒョン、悪い男にしつこく絡まれてるらしい。」

「へー。」


ふーん。それだけ?


俺は知っている。
チャンミナを拗らすと非常に面倒くさいことを。
チャンミナは誰よりも他人へのバリアがデカくて分厚いんだから。

どうせ俺にチャンミナとユノヒョンの間を取り持つようにしろってことなんだろうけど、、、


うーん、無理。


俺としてもシウォナがユノヒョンを構うのは非常に不愉快だけど、こうなってしまったチャンミナをそう安安と懐柔なんてできない。


だから俺は本気半分意地悪半分でシウォナにこう返した。



「無理。」



そして俺は携帯の電源を落とした。















〜拍手コメ返〜
ち◯み様♡
抜け殻喜んでもらえて良かったです♡
チャンミン頑張ったんですけどね。涙
結構かっこ良かったですよね♡
ハイ!ここからテプンが頑張ります!
お宅訪問、、「ハウス!」言われそうですよね。笑


すみませんm(_ _)m
うっかり告知を忘れてました。
今日から「ズッコケお宅訪問編」です。
全5話となります。
よろしくお願いします。

ではまた明日。わん。

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テーマ:二次創作(BL) - ジャンル:小説・文学

【2015/10/10 17:00】 | フラワー | Comment(14) |
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